Webエンジニアが日商簿記2級受かったので試験の難易度や何をやったのかまとめておく
日商簿記2級受けようと思った動機
・ある程度の年齢いくとPL読まされるようになったから。それと、PLやBS読めないと、やばいWebサービスの施策を止められないため。
楽しいことなんてコストも迷惑もかからんかったら勝手にしたらいい。なんだけど、ヤバいものを止めるのにはロジックが必要で、そのロジックの一つとして簿記は使えそうな気がした。特にサービスの持続可能性の観点から、簿記は使えるんじゃないかと。倫理やモラルや教養がない奴に倫理やモラルや教養でヤバいものを止めようとしても無駄で、コスパの方が説得力がありそうに思った。
エンジニアはPLもだけど、BS読めるようになった方がいい。普段負債って言ってる技術的負債って具体的に何よ?とか、じゃあWebサービスにとっての資産って何よ?って話とか、これは研究費として費用計上の方が良いんじゃね?とか。
そんな感じで色々エンジニアとして会社のお金のことに関しては考えることがあったので、その謎を解き明かすために(以下略
日商簿記2級の勉強期間
・約4ヶ月の間、土日祝日勉強してました。そこそこ長い。正月休み潰れました。
ネット試験?ペーパー試験?
・ネット試験2回目合格です。1回目は試験問題を解く時間の配分ミス。最初に絶対、どの問題が解きやすいかどうか、ざっと問題を全体的に見ましょう。散々問題集で言われている地雷問題の配分が、ネット試験とペーパー試験では違う気がする。そこは個人差?
難易度
・早起きチャレンジがある応用情報処理取るよりかは優しくて、AWSソリューションアーキテクトアソシエイト取るより難しい。あと、簿記3級のペーパー試験よりは優しいような。しかもペーパー試験だと、金額のカンマや桁間違えるとか気が付きにくいけど、ネット試験だと、金額のカンマが自動で入ってくれるので、字が汚い民族としてはかなり助かる。
勉強したこと
・以下の2つのテキストで勉強した後は、ひたすら過去問を解く。
資格取ってみた感想
・取って良かったと思う。前述した動機が満たせたのに加えて、特に商業簿記だけでなく、工業簿記の考え方はPMにないとまずいって思った。PMなるつもりしばらくないけど。コストは削るものではなくて、業務プロセス含めて設計するものだって考え方は工業簿記に近くて、単純にPLだけ見てたらよく分からないと思う。